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O-1ビザの厳格な精査及び、O1申請者が高所得かどうかのポイントをより重要視されているこの状況において、通常よりも、弊社オフィスでは追加資料の要求(RFE)受け取りことが多くなっております。しかしながら、多くのケースは慎重な準備と戦略により、バーモントサービスセンターにて3~4週間以内に許可が下り続けております。
最近の学部卒業生、OPTからO1 ビザに切り替えを希望している方は、特に移民局に注目されています。またこの影響は、H1Bビザの取得および延長をより困難にしております。
このような状況にも関わらず、弊社オフィスでは、ソフトウェア開発に関わるセルビア人の実業家の方のO-1 Aカテゴリーのビザに、カリフォルニアサービスセンターにて、追加資料を求められることなく、約6週間でVISAの許可が下りました。
こちらのケースと同様に、独立した請負業者として働いている、スペインの建築デザイナーは、今年1月に、バーモントサービスセンターにて、スタンダードプロセスによる審査で約2週間で許可が下りました。同じように、ニューヨークのギャラリーがスポンサーの、中国人キュレータの方にも同様に許可が下りました。

O1ステータスにて、何年もこちらで活躍しているデザイナーの方々のビザの更新も追加資料の要求を受け取りやすくなっています。この厄介な傾向は、Approvalが以前はほぼ自動であった延長や、更新を申請する場合でも、細心の注意が必要であることを示しています。

H-1B

我々がH-1Bシーズンに近づくにつれて感じるのは、USCISの重点は、高い給与を提供されている優秀な応募者かどうかだということです。雇用主の変更や滞在期間の延長であっても、追加資料の要求を受ける可能性があります。しかし、私たちは最近、経済学の学士号を取得したオーストラリア人の雇用者の変更と滞在期間の延長に成功し、彼は現在、ニューヨークのFintech企業のプロダクトマネージャとして働いております。同様に、ニューヨークのブランド代理店の、マーケティングコミュニケーションアソシエイトとして働いている日本人の滞在要求の延長も、RFEなしで承認されました。ステータスの切り替えを願っている、学部卒業生の1つの有効な選択肢としては、カリキュラムプラクティカルトレーニング(CPT)に切り替えることで、仕事と勉強を同時にしながら、貴重な経験を積むこと、または一定期間米国を離れ、滞在歴をクリアにすることが有効だと考えられます。唯一の欠点とすれば、米国内でCPTからステータスを変更することが難しいため、母国の領事館にて、ビザの面接を受け、ステータスを変更して、米国に再入国して頂くプロセスが一番望ましいです。

トランプ政権下のDenial(VISA却下率)は37%まで増加しております。
Cato Instituteの記事に詳細が記載されていますが、基本的にすべてのビザのカテゴリーが影響をうけています。Cato Insituteの記事はこちらになります(https://www.cato.org/blog/immigration-application-denials-jump-37-percent-under-trump)。今現在、以前にも増して、成功結果を保証するために、慎重な弁護士と準備が必要になってきています。

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