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バーモント・サービス・センターはアーティスト(O-1)ビザのプロセスタイムに関して、非常に遅くなっている傾向がございます。プロセスタイムは通常約2~3週間かかるのに対し、現在は、およそ8週間、またはそれ以上かかってしまっている状態です。また、弊社でも追加書類の請求(RFEs)の可能性がとても高くなっていることを認識しております。RFE とは米国移民局から出される更なる資料の要求のことを指し、要求された資料を90日以内の締切日までに(RFEを受け取るまでに数週間かかる)米国移民局に再提出することとなります。RFEを受け取った場合、要求に応えるための必要資料の準備に2~3ヶ月、また提出してから米国移民局が最終結果を出すまでに2週間から2ヶ月かかってしまうことから、全体で約4ヶ月から5ヶ月のケースの遅れを招くこととなります。

RFEで頻繁に出される懸念としては、その人物がアーティストとして、グループの中でいかに「主要な」、もしくは「重要な」役割を担っているかどうかです。また、たくさんの外国語、特にローマ字を使わないアジアやその他の地域の言葉を含んでいる資料はターゲットとなりやすい傾向があります。言い換えれば、査定官はオリジナルの書類にある申請者の名前を読むことが出来ない為、総合的な翻訳をつけているのにもかかわらず、そのことで不確かな資料とみなすことがあると言えます。

この追加書類の請求の懸念から窺われることは、アーティストビザのガイドラインに関してまだ理解していない新しい経験の浅い査定官がいるということです。弊社が聞いた関係者からの情報では、以前働いていた査定官の多数が引退してしまい、新しい査定官は現在トレーニングの段階であるということでした。そのことから、一度査定官が本格的に斯道に乗れば、プロセスタイムは2~3週間に戻るではないだろうかと見ています。また、新しい情報に関しましてはこちらをご覧下さいませ。

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